2019年2月27日水曜日

米朝首脳会談 会談の争点と前回との比較

二度目の​​米朝首脳会談

米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長による2度目の首脳会談が、ベかかトナムの首都ハノイを舞台に、27日から2日間の日程で開催されます。


北朝鮮の非核化に向けた合意が成立するのかどうかが注目点ですが、中身のある進展を予想する声は少ないのが実情といえます。

一度目の米朝首脳会談の失敗

昨年6月、トランプ氏と金氏はシンガポールで史上初となる米朝首脳会談に臨みました。その後8ヶ月経過しても、北朝鮮に核兵器を放棄させる取り組みは目に見える成果をあげていません。


今回のベトナムでの会談を通じ、米朝がどのような合意に達するのかは現時点で不透明なままだ。場合によっては、北朝鮮が特定の核関連施設への査察受け入れや寧辺(ヨンビョン)の核施設の破棄に合意するといった結果も起こり得ます。


昨年5月、一度目の米朝首脳会談を前に、北朝鮮が核実験場の坑道を爆破したと発表しました。豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の坑道を予告通り爆破した。AP通信などが明らかにした。爆破の様子は、米英中韓ロの取材団に公開されました。6月の米朝首脳会談を前に、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長による非核化の意思をアピールした格好でした。


核実験場の廃棄は、正恩氏が4月20日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試射中止とあわせて宣言し、トランプ米大統領は「大きな前進だ」と歓迎しました。


しかし、その後は大きな進展が見られません。また、坑道爆破の際、専門家の立ち会いを認めませんでした。やはり、ただのパフォーマンスではなく、恒久的に効果を得られることをすべきです。

米国の意気込み

米国としては最低でも従来より具体的な指針を確立し、北朝鮮による核兵器の廃棄に道を開きたいところです。  北朝鮮側の譲歩と引き換えに、トランプ氏は正式な外交関係樹立の一歩として、米朝両国の交渉係の交換を申し出る可能性があります。


また朝鮮戦争の終結に正式合意することも考えられます。 米国務省のポンペオ長官は24日、2度目の会談を通じてトランプ、金両氏が北朝鮮の非核化に向けた「大きな一歩を踏み出す」ことを期待するとしながらも、両者の間でどのような合意が成立するかについては明言を避けました。韓国がレーダー照射問題での最悪な対応や、対北制裁を破ったりと、米韓関係が冷え込む一方で、アメリカはあえて北朝鮮への接近を試みたようです。

​​韓国か、北朝鮮か

核を手放さない北朝鮮か、日本批判ばかりの韓国かどちらを取るべきかを日本は本格的に考えなくてはなりません。


過去には苦い思い出があります。1994年の米朝枠組み合意で、北朝鮮の核開発凍結と引き換えに、軍事転用可能なプルトニウム生産につながる黒鉛減速炉に代わって軽水炉2基を供与することを決定しました。そして、軽水炉建設の事業主体である朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)を通じ、日本は総額46億ドル(約5600億円)のうち1100億円超を負担することになりました。


しかし、北朝鮮は2002年、国際原子力機関(IAEA)の査察官を国外追放し、米朝合意はなんと破綻したのです。それまでに日本が約500億円を支出していた建設は基礎工事途中で停止されました。要するに、500億円は持ち逃げされてしまったのです。


韓国との慰安婦合意もそうです。いくら金を払おうと、謝罪しようと意味がありません。ここまでくると、これはもはや恐喝のようです。このようなことにならないためにも、今回の会談では将来に役立つ成果を出して頂きたいものです。

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