2018年12月16日日曜日

フリーwifi 危険性 回避する方法

モバイルデータ通信のパケットの節約や、PCでインターネットを外で使うためにフリーwifiを使う人という人も多いと思います。


 特に、通信制限がかかっている時、外で動画を見たい時、外でアプリをインストールしたい時など、フリーwifiがあったらとてもありがたいですね。


  2018年12月、ソフトバンクにおいて長時間にわたる通信障害が発生しました。これにより、全国規模で多くのソフトバンクユーザーの携帯電話が「圏外」、あるいは繋がりにくい状況となりました。そのため、インターネットや電話が使えなくなり、不便な思いをした人がたくさんいました。そんな中、街中に飛んでいるフリーWi-Fiに多くの人が救われたのです。


フリーWi-Fiは、飲食店や公共交通機関など、様々な場所で利用することができます。また、各キャリア(携帯電話会社)が提供するWi-Fiサービスも、回線契約者は無料で使えることが多いです。



セキュリティ面での不安
インターネットの普及に伴い、街中のフリーwillも増加しています。しかし、これらには無料でインターネットを利用できる反面、セキュリティの面では不安な部分もあるのです。


なりすまし
例えば、フリーWi-Fiが利用可能な飲食店があるとします。悪意のある人物がその飲食店とSSID(それぞれのWi-Fiを区別する名前)と暗号化キーが全く同じWi-Fiを用意することで、利用客がその飲食店のWi-Fiではなく、悪意のある人物の「なりすましWi-Fi」につながり、情報が盗まれてしまう恐れがあるためです。


暗号化されていない情報が読み取られる可能性
フリーwifiは利便性を考慮して、通信の暗号化等のセキュリティ対策がほとんど行われていません。そのため、情報を盗み見られる可能性があります。


また、暗号化されているものでも不特定多数が利用するwifiは「どんなサイトに繋がったか」「どんな商品を買ったか」など、情報が断片的に見えてしまう恐れがあります。


※自宅で使うwifiは家族などの一部の人しかパスワードを知らないので、フリーwifi のような危険性はありません。



常時SSL化されたサイトの安全性は高い
フリーwifiを利用する時でも、常時SSL化(https化)されたサイトであれば、盗み見られることなく安全にインターネットを利用できます。また、フリーwifiに限らず、パスワードやメールアドレス、金融情報などをインターネット上で扱う場合は、常時SSL化(https化)されたサイトで行いましょう。(httpsかどうかは、本物のサイトそっくりのフィッシングサイトとを見分ける判断基準になる。)



VPN
また、VPNを使えば通信を保護することができます。


VPNはVirtual Private Networkの略で、直訳すると「仮想専用線」となります。


インターネット上に仮想の専用線を設け、安全なルートを確保した上で重要な情報をやり取りすることにより、盗み見や改ざんなどの脅威から大切な情報を守ることができます。



まとめ
フリーwifiには上記のようなリスクがありますが、https化されたサイトや、VPNを使用したりすることによって安全に利用することができます。


また、フリーwifiに限らず個人情報を扱う場合は、フィッシングサイトなどに注意するようにして下さい。

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